ボツリヌストキシン注射の効果は?デメリットはないの?

ボツリヌストキシン注射の効果は?デメリットはないの?

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世間一般では、ボトックス注射として知られる美容医療の施術である、ボツリヌストキシン注射。表情ジワやエラ張り解消のための治療として人気があります。そこで、今回は、ボツリヌストキシン注射の特徴、効果やデメリットについてご紹介します。

ボツリヌストキシン注射とは?

ボツリヌストキシン注射とは、A型ボツリヌス毒素を有効成分とした医療で使う注射で、アセチルコリンという神経伝達物質のはたらきを弱める作用があります。ボツリヌストキシン製剤はボツリヌス菌から毒性のないタンパク質のみを抽出しているため、毒性は弱く感染するリスクはありません。日本では、1997年に治療薬として厚生労働省の承認を受けている、安全性の高い注射で、現在世界80カ国以上で使用されています。

ボツリヌストキシン注射のメリットは、施術が簡単でダウンタイムが少ないことです。注射時間も1分程度で、カウンセリングから診療を含めても、おおむね1時間以内で終了します。ボトックス注射という呼び方が一般化していますが、ボトックスとはA型ボツリヌス毒素製剤のうちのひとつで、アメリカのアラガン社が製造している製剤のブランド名であり、A型ボツリヌス毒素製剤を使用した治療の総称は、ボツリヌスキトシン注射です。

ボツリヌストキシン注射の効果

ボツリヌストキシン注射の有効成分A型ボツリヌス毒素によって、筋肉を動かすための神経伝達を遮断することで、表情筋を動かすことによってできる目尻、眉間、額、鼻根部、顎などのシワができにくくなる効果が期待できます。また、唇の縦ジワの治療にも効果を発揮します。定期的に注射することにより、新たなシワの予防も期待できます。

ボツリヌストキシン注射の作用で筋肉の動きが弱まると、使われなくなった筋肉は時間の経過とともに小さく縮まっていくので、筋肉の体積が減り、エラ自体が小さくなる効果も期待できます。近年は歯ぎしりによる歯周病の悪化や顎関節症予防として、歯科でのエラボトックス施術が増えています。

また、ボツリヌストキシン注射では、アセチルコリンという神経伝達物質の汗を出す指令をブロックするため、多汗症・脇汗の改善が期待できます。

さらに、肩や僧帽筋に直接ボツリヌストキシン注射を打つことで、慢性的な肩こりや僧帽筋の張りを改善することもできます。肩こりや僧帽筋の張りは、身体的な苦痛だけでなく、ボディラインの崩れにもつながるので、注射をすることで、盛り上がった肩がほっそりしたり、スッキリすることで、首が長く見える効果も期待できます。

ほかにも、笑った時に歯茎が見えることをガミースマイルの改善や口角をアップする効果、筋肉の張りによって太く見えてしまっているふくらはぎを細くする効果、目尻に打つことで、目尻を下げてタレ目っぽく目を大きくする効果なども期待できます。また、顔面神経麻痺で、健側の過緊張を緩める治療などでも使われます。

ただし、注射した部位の筋肉が弛緩する作用があるため、注射部位に力が入りにくくなる可能性があったり、一時的に痛みや腫れが生じることがあります。また、効果を求めるあまり量を多く注射してしまったり、注射のポイントがずれることで表情筋が動かしにくくなると、表情が固まって不自然になる可能性があります。さらに、妊娠を希望している方・妊娠中の方・授乳中の方は治療を受けられません。

まとめ

シワ改善やエラ張りの解消以外に、多汗症治療などにも効果があるボツリヌストキシン注射。ボトックスが有名なボツリヌストキシン注射ですが、近年はボトックス以外に、韓国製ほか、たくさんの種類が登場しています。基本的な効果は同じですが、少しずつ特徴が異なるので、興味のある方は、カウンセリングや診察の際に医師と十分に相談して、自分の希望に沿った製剤を選びましょう。

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